NASAネタをもう一つ:Failure Is Not An Option

Give Me Space

NASAに行ったらぜひ寄りたいのがギフトショップ。
誰でも入れるビジターセンターで扱っている品物と、職員売店で扱っている品物が異なるので、昼休みを返上して両方ともチェック。


今回ゲットしたのはNASAのマークの入ったフリースとバンパーに貼るステッカーです。



Failure is not an optionは障害発生したアポロ13号の乗組員を無事に生還させたミッションのスローガン。
最近のシリコンバレー、特にソフトウエア開発分野では、Trial and Error(試行錯誤)を推奨していて、仕様をきっちり決めてから、最初から完成品を目指す開発ではなく、とりあえず動くもの作り、開発しながら改良させるため、「完成」という明確なゴールを持たない開発手法が取り沙汰されています。そのような風潮の中では、Do not be afraid of failure(失敗を恐れるな)とよく言われます。けれども有人宇宙飛行の場合には一発勝負で絶対に失敗が許されない、というわけです。



こちらは、語呂合わせの例。
「車間距離を十分に取ってね」、「スペースを開けてね」という意味のスペースと、「我に宇宙を与え給え」という宇宙を研究するNASAらしい願いが掛け合わされています。