猫の網膜剥離(急な失明)

猫にも網膜剥離が発生する、しかもそれが珍しくないということを学んだ。

我が家の猫は1986年に野良猫を引き取った猫なので、推定年齢は22歳。かなりの高齢猫である。初期投資額はゼロだったが、その後、腎不全、尿道閉塞、下顎骨折など時々大きな怪我や病気をするので、かなり維持費がかかっている猫である。

クリスマス連休を控えた21日には、伸びた爪が前足の皮膚に食い込んでいるのを発見。1本はそれでも何とか切ることができたが残り4本は食い込みすぎていてNG。22日にペットホスピタルで日帰り手術。その夜は、包帯巻きでの退院となった。順調に回復と思いきや、、、、。

クリスマスの晩。猫はよたよたと歩いている。3日も包帯を巻いていたから感触が変なのに違いない、とあまり気に留めずにいた。それにしてもヨタリ方がちょっと変。

26日朝。相変わらずよたよたしている。主人は、「酔っ払いの千鳥足みたい!」と言う。
26日夜。包帯をはずす。それでもひょこひょことした足取りは変わらず。かと思うと、1箇所をぐるぐると回り出した。(「3べん回ってワン!」みたいな感じ。)「ちょっと変じゃない?」と私。猫は歩きながら目の前にあるものにぶつかる。絶対おかしい。よく見ると瞳孔が完全に開いている。脳溢血かと思った。

人間ならばここで簡単なテストができる。