剥離した網膜はくっつく?!

クリスマスの晩に突然網膜剥離を起こして失明した我が家の老猫。26日の夜に救急病院に駆け込んだ。その後、毎晩血圧降下剤を服用している。その効果があったのか、視力がいくらかは回復しているような気がする。A drunken sailorのような千鳥足で歩くことがなくなり、壁や物にぶつかることがなくなったようだ。小さな音にも敏感に反応し、飛び上がるところを見ると、(まだ?)よく見えないのであろう。でも真っ暗闇の世界からは脱出したようだ。1月11日の診察でその後の状況をチェックしてもらうことになっているので、そこで様子がわかるはず。

人間でも、すぐに手当てをすれば剥離した網膜が自然にまたくっつくこともあるらしいし、手術でくっつけて視力を取り戻すことができる。やっぱり、すぐに手当てをすることが大切なのだ。

さて、私は実はアメリカ在住なので元旦と言っても特別な行事はなく、普通の休日のごとく過ごし、夕方からは仕事を始めた。2日も3日も机にかじりついている。そしてあと2時間もすると、日本が初出勤して来る。もっとも、日本人が海外相手に仕事を本格稼動するのは来週からなので、それまでの間は電話会議、メールでのやり取り、そして翻訳作業をすることになる。

今年の1年の計? やりたいこと、やらなければいけないことは山ほどあるのだけれど、社会奉仕のつもりで教育に関することを何かやるつもり。まずは親戚の子供(ティーンエイジャー)のホストファミリーとなって、躾、言語、文化、歴史を超えて共通のはずの人間としての最低条件(思いやり、自分の行動に責任を持つなど)、サバイバルスキル(料理、掃除などの家事から始まって、夜の山道、火事の機序などまで)を教えたいと思っている。食べ盛りの彼ら相手では、食事の支度だけで私の方が先に音を上げるかもしれないけど。