体感地震

今夜、地震があった。
ちょうど、夕食の時間。
私は、友人と主人の3人でディナーに出かけている最中だった。

ズ、ズ、ズ、と来た瞬間、私は「あっ、地震だ」と思った。
カリフォルニアは地震地帯として有名だけれど、日本の比ではない。
過去25年のSF在住で体感地震は3回、ロスで1回である。
東京なら、1週間の出張で2−3度、地震を経験したこともある。
でも、レストランの客は、「貨物列車?」なんて言うほど。
確かにレストランは、CalTrainの駅の前にある。

揺れはかなり長いこと続いた。
日本のローリング型と異なり、こちらの地震は縦横型である。
様子を伺っているうちに揺れは納まった。

マグニチュード5.6.震源地は、シリコンバレーの中心サンノゼ市の北15km 、活動中のカラベラス(Calaveras)断層。
このSFベイエリアには、サンアンドレアス断層、ヘイワード断層など、歴史的大地震震源地になった断層がたくさん通っている。カラベラスはその支流の一つ。
地震75年周期説があり、1906年のSF大地震から既に100年が経過しているため、いつ大地震が発生してもおかしくない状態にある。

ラジオやTVでも地震保険を宣伝するようになったのは偶然ではないかも。

今回の地震は、日本流に言うと震度3程度だった。
翌日は、細かい余震(震度1程度)が数回ありました。