春雷と花冷え

東京から戻った昨日のSFは曇り。どんよりした空は何となく鬱陶しいと思っていたら午後には雨が降り出した。今年は例年より雨がすくないので、少しでも雨季の終わりが遅れることは喜ばしいことではある。

夜8時過ぎてからSFを出発し、ルックアウトランチへ。途中のサンタローザのあたりはかなり降っていたが、ルックアウトランチに到着した時は小雨模様だった。


ここ2週間、天候が芳しくなく、人気の無かったランチの家はすっかり冷え切っており寒い!しかも通信衛星がダウンしていて、まだ修理に来てくれていないので、遠隔制御ができず、あらかじめヒーターをいれておくことが出来なかった。何しろ寒いので、電気敷布をHighに設定し、ホカロンを足元に入れてベッドにもぐりこんだ。

翌朝も寒い! と思って寒暖計を見ると華氏31度。氷点下をわずかながら下回っている。(体感温度は29度と表示されている。) どうりで寒いわけだ。

吐く息が真っ白になる中、庭に出た。
せっかく芽を出し始めた春の草花はどれもくったりしてしまっている。
ルピナスは、星型に開いた葉っぱの真ん中に貯まった水滴が凍り、朝日にきらきら輝いて、まるでダイヤモンドのようだ。形もちょうど逆円錐形のダイヤの指輪みたい。

あまりの寒さに耐えかねて、室内では、暖炉に火を入れて、ガンガンに燃やしました。(暖ったかぁ!)