突然の寒気団

MickieG2009-02-08

2月6日は小春日和だった。
日中の気温は15度をはるかに超え、黒いジャンパーを着て背を陽に向けていると汗ばむほどだった。
ところが翌日の朝は濃霧。南の風に変わっていた。北カリフォルニアでは南風=低気圧の到来を意味する。案の定、午後から雨になった。
今年は昨年以上の大干ばつで、例年の1/3しか雨が降っていない。午後から降り出した雨もしとしと雨に毛が生えたようなものだった。

ルックアウトランチの周辺には街の明かりというものがない。文字通り、鼻をつままれてもわからないほどに真っ暗になる。
だからいつ雪に変わったのか全く気が付かなかった。

カメラを片手にテラスに主人が飛び出していったのは夜9時過ぎだった。その時には既に2cm位雪が積もっており、空には満月と星が輝いていたのだ。

街の明かりがない分、月の明るさに驚かされる。

写真は午後9時半頃の撮影。月の明かりで林の影がくっきり浮かんでいる。高解像度の写真ではすばるも鮮明に見える。