スペースシャトルSTS-125の打ち上げ

スペースシャトルの打ち上げを見にケネディ宇宙センタまで行ってきました。
今回は特別のアレンジで、射場39Aに一番近いところバナナクリークでの見学でした。

打ち上げの写真やビデオは、プロが撮影したもので堪能できますが、現地に行かないと体験できないのがあのカウントダウンのスリル、発射の爆音と輻射熱。

バリバリバリと耳を劈く音。音速の壁を突き抜ける時のあの轟音。
そしてオレンジに燃えるエンジンからの熱は5km離れたバナナクリークでもしっかりと肌に感じることができました。

上空には、フロリダの熱気で積雲や積乱雲が発生し始めており、雲ひとつない快晴というわけには行かなかったけれど、遅延もなく、パーフェクトな打ち上げでした。
ちなみにこれは午後２時、白日の下での写真です。周りが明け方のように暗く見えるのはそれだけ打ち上げロケットの噴射が明るいということなのです。

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当日は、途中に検問所が設けられており、一般車はケネディ宇宙センタ（KSC）にすら入ることができないようです。その代わり、Astronauts Hall of Fame（宇宙飛行士の殿堂）やケネディ宇宙センタ（KSC）に設けられた大画面で打ち上げを見学すべく、大勢の見学客をのせて大型バスが何台も来ていました。

私達NASAの招待客は、事前登録をして、KSCから特別バスでバナナクリークにあるSaturn5号博物館の前での見学でした。

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