岩盤浴の夏とセミのご馳走

日本の夏は暑い!

朝から晩まで岩盤浴に入っているような気分だった。
何もしないで座っているだけなのに、体中の毛穴から汗が噴出してくる。

これならお肌は常にしっとり、新陳代謝が上がるだろうと感心するほどに、終日汗だくの日々だった。お化粧するそばから流れ出していってしまうので、ファンデーションを塗る気にさえならない。毎日涼しげな顔して通勤する女性たちの秘密は何なのだろう。


今年もせみが大繁殖しているのではないか?
昔からセミの声は夏の風物詩だが、最近のセミの声は騒音に近いけたたましさだ。
このような大繁殖も温暖化のせい?と勘繰りたくなるが、セミは地中に7年(?)も生息してから地上にでてくるので、今年の大繁殖は7年前の生態の結果ということになる。今のセミは地中に7年も潜っていないのかもしれない。

なぜセミが気になったかというと、地面に落ちたセミをせっせと鳥が食べている。すずめ級の小さな鳥たちでさえ、たらふく食べているという気がする。鳥たちはセミの羽だけ残して、胴体を口いっぱいにほおばってくわえて行く。あれはいくらなんでも一口では食べられないだろう。どうやって細切れにするのだろう。アブラセミでもひぐらしでもニイニイセミでも鳥たちはどんどんとくわえて運んでいく。彼らだって食べすぎはメタボの原因になるだろうに。