Tandem OB 2004年10月1日版

久しぶりに机の上を片付けた。
書類やら何やら、いろいろなものが山積みになっていて、物を置くスペースはかなりあっても使えるスペースがPCの幅くらいにまで狭まってしまっていたから。


そうしたら、、、、

クリアファイルに入ったTandem OBという名簿が出てきた。DECやCompaq と一緒になり、さらにHPに統合されたタンデムコンピューターズのOB会名簿だ。いつ、こんなのもらったのだろう。誰から何の機会にもらったのかさえ記憶にない。


おそらくこの5年半で、さらに異動している人達も少なくないだろう。IT業界の栄枯盛衰を思わせる会社名(ほとんどがカタカナ)ばかりがずらりと並んでいる。


タンデムコンピュータは、90年代、クライアントサーバー型のUnixマシンを用いたシステム構築案件でずいぶんとお世話になった。当時のユーザーは現在もHPのノンストップサーバーに継承されたシステムを使っていることだろう。私が今日、IT分野の通訳をしていられるのも、90年代にタンデムコンピュータにずいぶんと鍛えられたからだ。いまだに足を向けて寝られないと思っているが、かと言って当時お世話になった方々に恩返しをしているわけでもない。(ごめんなさい。)


当時は、DSSが出たばかりの頃で、勘定系(OLTP型)と情報系(DSS型)を同じシステムでこなすか別なシステムを適用するかで、各社の戦略が異なっていた。DSSはデータウェアハウス(EDW)やビジネスインテリジェンス(BI)としてさらに分野が広がり、私は某社のユーザー会を10年近くサポートさせて頂いている。エンタープライズデータウェアハウスと縁ができたのも、当時のDSSのおかげだ。
DBについては全然わからないけれど、ここ2年は関係型DBの他に空間地形DBにも守備範囲が広がった。

タンデムのテレコム事業部にはずいぶんと使って頂いたので、その縁でいまだにキャリアとはお付き合いがある。当時のテレコム事業部の人達はまだ皆HPに残っているのかしら?


当時の関係者で私のブログを読んでいる人はおそらくいないと思うけれど、念のため、この2004年10月1日付けのOB名簿が出てきたことを記しておく。名簿は今年いっぱい取っておきます。