宝くじが当たった
ような気分の日でした。
「君のカメラどこ?」
「リビングのサイドテーブルの上のはずだけど。」
ポールさんが見つけたのは、彼が「holy grail」と言って長年探していたという Ground cone だった。
見るからに松ぼっくりが地面に立っているよう。
この色だと本当に良く見ないと、松ぼっくりとは区別が付かない。
普段ハイキングをする道では見かけたことがなかったが、天体観測をするため伐採した木々の向こう側に昔の林道を発見。その脇にあったのだ。二人で、もっとないかと探しに行くと、あるある、あちらこちらに群生しているではないか。
単独で生えているのもあれば、数個かたまって生えているのもある。
全部で137個を数えた。(すでに花が終わって朽ちているにもあるだろうし、これから生えてこようとしているのもあるだろう。)
それなら Indian pipe はないかとあたりをきょろきょろと探索している時に、今まで見たことのない植物を見つけた。
庭に住み幸運を呼ぶと言われている小人 Gnome(ノーム)にちなんで命名された稀少植物だ。
あたりを探したけれど、他には見つからなかった。
久しぶりに珍しい植物を見つけてとっても嬉しかった。