Tamima douglasii

ルックアウトランチは山の中なので、ムシや雑草の類だけは豊富です。
観察というほどではないけれど、キョロキョロしながらの散歩はけっこう楽しい。

そしてたまに珍しい植物や昆虫に出会うことがあります。

これはChimaphila menziesii
Little prince's pine とか Pipsissewa とも呼ばれます。
背丈2cmで、大きくもならず増えもせず。
「どなたか名前を教えてください」とインターネットに掲示したら、Strybing Arboretum のDr. Don Mahoney先生が回答してくださいました。


同様に

別にどうということのない虫ですが、これを研究しておられる先生がUCSBにいらしゃるのです。
しかも、いま2種類の亜種に分類が分かれる過程にあるとかで、進化論上も意味があるらしいです。
そんなこんなで、この写真を教科書に採用したいというお問い合わせが先生からありました。

快挙!
先生のご研究に協力できて何よりです。

そしてWeb 2.0の威力。
User created contentの共有の威力。
これがまさにパブリッククラウドに進化していくのでしょう。