トリケトラム、レシピ、にら、万能ねぎ

牛の薄切り肉が手に入ったので、ねぎ巻きを作ることにした。
先日、寿司屋でオードブルに注文してとてもおいしかったからだ。
今週末はルックアウトランチにいたので、庭に生えているトリケトラムをねぎの代わりに使うことにした。インターネットで調べる限り、葉っぱも球根も食用とある。

ビーフに巻かれて蒸し煮になったトリケトラムは、肉厚でやわらかなわけぎと言った食感。生のトリケトラムは花ニラのようなガーリック系の香りがあるのに、蒸した時の味はマイルドだった。

翌日は、エリンギをバター炒めした後のフライパンでさっと炒めてみた。
あまりやわらかくならない。
やや歯ごたえが残り、ニラに良く似た食感だ。
昨日よりもニラっぽい味がする。
(でもニラほどは強くないのでニラが嫌いな人でもいけるかもしれない。)
ゴマ油で下味をつけておいたサーモングリルの上に乗せると、彩りも鮮やかで、味もよくマッチする。

トリケトラムは一度植えると、二度と撤廃することができないという位の繁殖力だ。私はうっかり庭に植えたので、毎年、抜くのに必至になっているが、絶対に全部失くすことはできないだろう。
(でもインターネットで見たら1粒20円で売っている。私なんて、1回にバケツいっぱい位掘り返して、みんな捨てているというのに。)

プランターのようなものに植えて、花が咲いた後の実が地面に落ちないように気をつければ繁殖をコントロールすることができる。春先かなり楽しめる野菜の一種だと思う。