秋の到来

昨日はやけに湿度が高かった。と思っていたら夕方から雨が降り出した。ベルモントは小雨。でもルックアウトでは午後から降り出した雨が夜までに25ミリに達していた。

今朝までにすでに65ミリの雨になっており、今季初めての本格的な雨だ。
夏の終わり、秋の始まりだ。


今年は春が遅く、夏もあまり夏らしくなかった。

秋が始まった今、メキシカンセージはかろうじて咲き始めたばかりだし、ゼニアは咲いたのは1輪のみで、後はやっと蕾をつけようとするかしないかの程度だ。トマトだって芽が出始めたばかり。でもこれからはどんどんと気温が下がってくるし、太陽の光も弱くなっていく。


まだ南へ移動せずに残っているハミングバードは必死に赤い花を探しているが、私の庭にわずかに残っているのはサルビアの一種(でもこれは蜂とハチバエに食い尽くされて蜜は残っていないと思う)とペンステモンだけ。これでは腹の足しにならないだろう。可愛そうに。


アイリスもグラジオラスも葉が倒れ、茶色くなっていく。オシロイバナも倒れ始めた。夏の花が終焉を迎えている中で、既に来年の草の芽が出始めており、庭の一部は緑がきれい。半年ぶりの雨で常緑樹にたまった埃も洗い流された。枯れ行く草花と新芽、新緑が「同居する」のがカリフォルニアの秋冬の特徴だ。


昨年も一昨年も干ばつで例年の半分くらいしか雨が降らなかった。今年の冬はぜひとも例年並には降って欲しい。