パタゴニア5日目
エクスプローラは4泊と8泊のコースがある。(プンタリナス空港への送迎の関係らしい。)
私達と一緒に9日に到着したグループは連日曇りの日ばかりで、眼前にパイネグランデの全景を見ることはできなかった。私達がもし4日コースを申し込んでいたらホテル出発は午前4時。私達もパイネの素晴らしい風景を見ることなくホテルを去ることになっていたはず。
けれども、不順な天候を見込んで私達は8泊コースを申し込んでいた。
今朝は晴れるはずというGeorgeの言葉を信じて朝5時半を目覚ましをかけたポールさん。日の出の凄い写真を撮るのだと意気込んでいた。日の出は6時少し前だ。
今日はホーンの全景が見える上、中央にはTorres(中央と南)が顔を出している。雲のない東側から見る光景はきっと素晴らしい朝焼けに違いない。Admiral Nietoはその中央がカルデラのように窪んでおり、その中に雲がたまっている。ちょうど噴火口の蒸気のように見える。朝日に輝くMassifの勇壮豪快な姿。
雲脚が極端に早いパイネ。Massifは朝日に光り輝いているのに窓の外には雪が舞っている。吹雪の風花という感じ。それも雲が通ってしまえば5分も経たずに元の晴れに戻る。