パタゴニア最終日

MickieG2009-11-17

あっと言う間の8泊でした。もう今日は帰途につく日。
夏にLAN航空のスケジュール変更があり、接続便の再手配が必要になった。その時にドジッたのだろうか。17日はサンチアゴ泊でサンチアゴ泊は18日夜8時過ぎだ。17日中にサンチアゴに着けばよいので最終便にすればよかったのだ。それなのに1日フライトの日を間違えていたのだろうか。午前10時45分の便にしてしまった。従ってホテル発は午前5時。この日は何もできないことになる。もし夜8時の便にしていればホテル発は午後でよかったので、午前中、もう1回、乗馬ができたのだ。とても悔しい。残念だ。


パイネ国立公園を出たとたんに車窓から見える景色が一面の雪景色に変わった。あらら、こんなに降っていたなんて想像もしていなかった。途中、トイレ休憩に寄った村はかなり積もっている。


渋滞に掴ることもなくプンタアリナス空港には9時前に着いた。航空会社のカウンターはまだ開いていない。その間に続々と大型バスが到着し、観光客が空港内に入ってくる。シーズンにはかなりの賑わいになるのであろう。ここからはパイネ国立公園の他に、Tierra del Fuegoや南極方面へ行く船も出る。

こういう時に限ってフライトが遅れている。2時間の遅れ。私達は単にサンチアゴのホテルに泊まるだけなので気にならないが、同じフライトに乗ってAcatemaに行く予定だった人は乗り継ぎができないとぼやいていた。

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18日は終日サンチアゴ観光に当てている。5ツ星と聞いていたホテルだったが3つ星程度。中の設備もあまり充実しておらず、ホテルで出発時間まで潰すことを諦め、市内観光に繰り出すことにする。(プンタリナスのホテルドリームはオープンしたばかりと思われるホテルでそれは豪華だった。その格差にがっかり。)サンチアゴは盆地にあるせいか、スモッグが滞留している。サンチアゴ空港に降り立つ飛行機の窓から見たスモッグの層を考えると、息を止めたくなる。町の中は排気ガスが臭い。
空港周辺はスラム街で、掘立小屋みたいな家並みが続き、粗大ゴミがあちらこちらに廃棄されている。汚い町だった。ホテル周辺は高級住宅街だということだったけれど、ホテル周辺を散策し損なってしまった。

サンチアゴのどこを観光したらよいのかホテルのフロントに尋ねるが全然英語が通じない。観光ガイドらしきものは海岸沿いのリゾート地・ワイナリーの宣伝ばかり。とりあえず市街まで出ることにした。どこに行ってよいのかわからない私はウロウロするばかり。膝が痛いのか風邪の前兆か、ポールさんはウロウロする観光は嫌いで協力的ではない。素晴らしいカテドラルが立ち並ぶサンチアゴであるが、ポールさんは建築物としてもカテドラルを見ることに関心がない。お土産物屋らしきものも見つからずショッピングモールも見当たらない。結局、絵葉書に出ていたサンタルチアの丘に行っておしまいだった。

今、あらためてウェブサーチしてみると、市街地からかなり離れたところにあったホテルと市街地の中間辺りにLos Dominicosという民芸村があったのだ。この場所をウェブで検索するだけでも1時間程度かかったが、前日にちゃんと情報収集しておけばよかったと反省する。サンチアゴ観光は大失敗だった。それにしてもホテルもちゃんと情報をくれればよかったのに。私が泊まったホテルは210件中47位。三ツ星相当と言っても間違いないだろう。英語が通じるアメリカ系列のホテルにすればよかった。