ポイントアリーナ温泉探査を振り返って

やっと写真を整理し、ブログを更新しました。
ついでに最近の関連記事をネット検索したり、昔集めた資料を掘り返したり。
私と主人がこの温泉のことを知ったのは2003年のこと。あれから7年がたってやっと実現した探査でした。


正攻法で行けば片道約4時間余。しかも石ころゴロゴロの川原や水温13度程度の水に腰まで(今年だったら胸まで)浸かりながらの行軍も避けられない。
けれども私達は、車を降りてからわずか30分の徒歩で現地まで行ってしまいました。


ポイントアリーナの所在地やこのコースを大っぴらに報告したいのですが、実はそうできない理由があります。


このガルシア川は、SteelheadやCohoサーモンの生息地。どちらも保護種、絶滅危惧種です。このホットスプリングが広く知られて大勢の人が来るようになったら、このサーモンが危険にさらされてしまいます。もしかしたら立ち入り禁止にされてしまう可能性もあるのです。(川自体は公有地でも、温泉があるところは私有地ですから。)そうなったら元も子もありません。


温泉と言っても、砂嚢を積んだだけの浴槽。


しかも入江の岩陰、木の下にひっそりと隠れています。



やはりこのホットスプリングは知る人ぞ知るの「幻のホットスプリング」として残しておくしかなさそうです。