春咲きの球根を植えました。

春に咲く、水仙、チューリップ、ヒヤシンス、クロッカスなどをそろそろ植えなければならない。
ナースリー(園芸店)では、既に売り切れも出ているくらい。
昨年はこの時期ぐずぐずしていて球根を買い損ねたので、今年は忘れないうちに買い求めた。


ところがである。


この時期、球根を植えるのはジレンマなのだ。


元々カリフォルニアはインディアンサマーと呼ばれる残暑が9月末頃まで続くので、10月に入っても夏の草花は枯れ切っていない。
グラジオラスはやっと咲き終わったところでまだ葉っぱが青々している。この時期に葉っぱを切ってしまうと球根が太らないので、葉が茶色く枯れるまで待たなければいけないのだが、実はクリスマスの頃にならないとこのグラジオラスの葉は枯れてくれないのである。


夏場の一年草として植えたゼニア(百日草)はまだ咲いているので、抜いてしまうのはもったいない。
日日草も数少ない彩りの一つだし、サルビアも大きくならなかった割には枯れてこない。

私の庭は、陽が当たる場所とスプリンクラーの水がかかる場所を良く考えて植えなければならないという制約がある。地下水のくみ上げ水+自家発電なので、スプリンクラーでの水の供給が限られるのだ。



さて、どこに植えようかと考えた時、ゼニアや日日草が植えてあるところに春先咲いてくれると嬉しいし、グラジオラスが芽を出すまでの期間、そこにチューリップが咲くのも嬉しい。でも球根を植えるタイミングが無いのだ。


しかも


花の期間を延ばすためには、時期をずらして球根を植えるのが良いということだが、スペースが限られているので、1週間も2週間も間をあけて植えたら、前にどこに球根を植えたか忘れてしまっているという失敗もある。

さてどうしたものか。


そして、カリフォルニアポピームスカリ、シラ(scilla peruviana)などはもう芽を出し始めている。
雑草を取り除くために土を掘り返したいと思っても、草花の芽が出始めてしまうとそういうわけには行かない。


困った、困った。


買った球根の量は1万円を超えている。