家族が増えました。

MickieG2011-01-29

自分ちの子供が世界で一番かわいいと見せびらかす親バカにはなりたくないと思っていますが。


ここ数ヶ月、犬を探していました。
本当は、柴犬のような中型犬で、できれば白くて仔犬、を探していたのですが、アメリカでは柴犬はブリーダーも少なくペットショップでも取扱がありません。
売りに出ているのは、チワワ、ヨークシャーテリアのような小型愛玩犬か、リトリーバーやシェパード、ハスキーなどの大型犬。
小型愛玩犬はキャンキャン鳴くし、その出目金のような目が嫌い。大型犬は何かあった時に私では抱えられないのでNG。(それにトレードマーク用に作りつけにしたドッグドアも通れなくなるし。)


数件見て回ったアニマルシェルターはどこも、チワワとピットブルとその雑種ばかり。
100匹近く見て回った中の例外は2匹。
ラブラドルリトリーバーとオーストラリアシープドッグの雑種やアラスカハスキーとシェパードの雑種。
この2匹はすぐに私達の養子縁組の候補にあがったけれど、成犬になった時に大きくなるという理由で成立せず。


ハスキーとシェパードのミックスは、とてもハンサムでした。精悍な顔付き、ピンと立った耳、カールした尻尾。
私はもちろん一目ぼれ。
でも、上記の理由でこの仔犬を引き取ることはできませんでした。



そして、昨日。
地元のシェルター Animal in Need に行きました。
ここは木曜日から日曜日まで週に4日しか開いていないシェルター。比較的小規模なシェルターで、扱っている犬も小型犬ばかり。
しかも2匹を除いて、すべてチワワと何かの雑種。


いったい、なぜこんなにチワワが多いの? チワワが嫌いな私はちょっと苛立ちました。


その中に二匹。チワワと何かの雑種だけれど、あの典型的な出目金まなこではない犬がいました。
希望している中型犬ではないけれど、ちょっと大きめの小型犬という感じ。


片方は、かなりの美人。でもシャイで、初対面の私達とお見合いした時にはぶるぶる震えてしまって、係員の後ろに隠れてばかり。
他方は、カワイイとは言えないけれど不細工というほどではないというぎりぎりの線。でも最初の犬ほどシャイではなく、すぐになついてくれた。


どうしようか、と顔を見合わせる主人と私。


既に数箇所のシェルターを見て周り、理想的な「白の柴犬」どころか、Acceptable (許容範囲)に入る犬に出会う確率がいかに低いかを実感している私達。
すぐに欲しいか、それとももうしばらく物色を続けるかの選択だ。


結局、この犬をもらってくることにした。
生後半年くらい。(1年には満たないだろうというシェルター側の判断。)
チワワと何かの雑種。主人の見立てでは、ビーグルかもという。
(やけに首が長く、アメフトのディフェンスの人みたいに首の後ろの筋肉が盛り上がっている。)


ということで、昨日午後から今日の午前中にかけて、このワンちゃんと「知り合いになる」過程が続いています。




犬の首らしくない!?