Mirepoix ミルポワと香味野菜 (香味野菜は英語でなんと言う?)

先日、久しぶりにカレーを作ったのだけれど、skirt teakという牛肉を使いかなり念入りに作ったためか、今までの中でも一番上手にできたカレーでした。(ちなみに私はカレーが得意で上級レベルのカレーを作ると自負しています。)

必然的にその晩の食卓での会話は、料理の話で盛り上がったわけですが、ミルポワの話題になりました。

まず「香味野菜」を英語でなんと言うかで始まりました。そもそも英語でその質問ができるくらいなら悩まなくて済むわけです。英語で何と言うかわからないから聞きたいのです。

「ミルポワで使うニンジンとかセロリとかの野菜、英語でなんと言うの?日本語だと香りを出す野菜というのが直訳なんだけど。」
「aromatic vegetablesだよ。」
「ああ、なるほどね。言われて見れば直訳ね。」

そこから話はさらに進み、ミルポワの三大要素は国によって違うという話題になりました。

「フランス料理のミルポワTrinityはたまねぎとニンジンとセロリだろ。でもメキシコ料理だとこれが白たまねぎとニンニクとチリペッパーになるのさ。」

トリニティといえば、キリスト教の三位一体(父:Fatherと子:Chileと精霊:Holy ghost)をイメージしてしまうのですが、それは余談です。

「あらそう。他にもいろいろなバージョンがあるわけ?」
クリオールだとたまねぎとセロリとピーマン。」
「イタリアンは?」
「たまねぎとセロリとニンジンとトマトじゃないのか?」
「そうね。トマトは必須だわね。」

と話はところどころ脱線しながらも弾んで行きました。
そして和食にミルポワはあるのかという話題になり、、、、。

「和食みたいに野菜中心の料理だと、素材の味を生かすから、香味野菜でのベースつくりって無いんじゃない? 出汁のトリニティなら昆布、かつお、煮干だけど。肉の煮込み料理って和食にはあまりないもんね。豚の角煮ならあるけど。」
「じゃあ、中華の香味野菜は?」
「ふ〜む。Hmmmmm.」

「しょうがとニンニクとネギかしら?」
「それって香味野菜じゃなくて、ハーブとかスパイスの類じゃないのか?」
「香辛料なら、各国いろいろな特徴があるわよね。私バジルは好きだけどレモングラスはちょっと苦手。」

そこからさらに脱線して、ウェブサーチとなり、英語のお勉強になってしまったのでこの続きはITメディアの「英語でコーヒータイム」のコーナーでご紹介します。